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有料老人ホームと特別養護老人ホームの違い

有料老人ホームと特別養護老人ホームの違い

有料老人ホームと特別養護老人ホーム。どちらも老人ホームという名がついており、その違いがどこにあるのかよくわからないという方も多いと思います。

簡単に言えば、公的な福祉施設が特別養護老人ホームであり、民間福祉施設が有料老人ホームなのです。
特別養護老人ホームは公的福祉施設ですから国や都道府県、市町村などから補助金が出ています。従って、有料老人ホームより安く利用することができます。しかし、その分個室ではなく相部屋であったり、サービス面においても、民間施設ほどは充実できない部分もあります。
また、特別養護老人ホームに入居するには大変時間がかかり、通常でも2~3年は待機しなけらばならない状態です。長い方で10年以上も待機している人もいるようです。
出来るだけ早く入居したい方には到底入居は無理というわけです。

※「公的老人ホーム」には、特別養護老人ホームの他にも、入所条件の違いによって「養護老人ホーム」「軽費老人ホーム」などがあります。


費用や制度的な違い

●入居者基準の違い
有料老人ホームの場合は、民間ですので各施設ごとに独自の入居基準を設けています。一般的には
・入居時には自立している
・入居時に要介護の状態である
・どちらでも可
という3タイプに分かれています。

一方、特別養護老人ホームに入居できるのは要介護1以上の高齢者に限られています。また、入居の順番は、申し込みの早い者順ではなくて、重度の要介護者や介護する者がいない高齢者など、緊急を要する人から先に入居するようなしくみになっています。

●入所の際の費用の違い
有料老人ホームの場合、入居一時金と月額費用が必要ですが、公的施設である特別養護老人ホームの場合は、入居一時金は必要ありません。
また、低所得者に対する減額の制度もあります。

●今後の開設状況の違い
平成15年度の調査によると、全国の特別養護老人ホームの数は約4500、35万床であり、入居を希望して待機している高齢者の数はおよそ50万人。圧倒的に施設数は不足しているといえます。
しかし、国も市町村も財政難のなか、新しい特別養護老人ホームの建設は思うように進まないのが現状です。
そんな中、やはり今後は有料老人ホームの開設が圧倒的に多くなってくるといえるでしょう。


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